2012/05/14

ホライズンツアー2012

ホライズン山下、久しぶりのツアーへ行って参りました。
お会いしたすべてのみなさんに感謝です。

初日は大阪epok。
関西イベンターの雄ホープ軒さんについにミーツできました。
epokは東京でいえば雰囲気は七針に近いだろか。みんなで靴を脱いで楽しむのです。
たいばんは世間知らズさんとチッツさんでありました。
大阪は行ったことありますか?ホライズンはあります。
私はホライズンとは初めて大阪いきました。
アサダマオとfriendly hearts of japanに出会った大阪であり、過去何度も遠征はしておりました。
とはいえ、アウェイはアウェイ!初場所は初場所!
とはとはいえ、ホライズンは東京でもだいたいアウェイなのが現状であり、
そこでこそ真価がためされるわけであり、常に真価が試されているわけなので、問題ないです。
大阪のみなさん。どうでしたでしょうかホライズンの真価は。
「期待」のアンコールいただき二回「期待」をやってしまったからには良い評価をいただいたとしか思えません。
しかし、「期待」一発屋のように思われとるのではという感覚もなかったわけではありません。
よかろうぞ。「期待は10年やり続けなさい」と、とある権威から言われております。
二回やったところでその始まりに過ぎません。
みなさんあと何千回踊らされるのか、覚悟しないといけないのですぞ。

大阪での彼らの演奏をお客さんがどう思ったのかわかりませんが、
私から見ると「気合いで乗り切った」かんじかなと。
気合いだろうと何だろうと、私はそれを充分嬉しく思った、演奏でした。
明日に繋がるんだぜ。

この日は小田島さんがしまうまのカンバスを抱えてやってきてくださいました。
小田島さんの絵の中で踊る「期待」、美しくもはらはらしましたね。

そしてフレンドリーが全員来てくれたのでみんなでごはんを食べて
その後ホープ軒さん宅にお世話になりました。スリッパも履かずにあがりこんで申し訳ありません。
すんごい眠れました。
(伴瀬さんは夜中にてっちゃんが高速で移動しているのを見たと言っていました。おそらく夢ではないでしょう。)

中日は神戸へ移動し夢の旧グッケンハイム邸へ。
アリさんと佐々木さんが待っててくださった。
この日はmap小田さんのセッティングにより、進行は二日連続ホープ軒さんにお世話になりまして
かえる山(かえるさんと山路さん)さんと紙コップスというcompere notesじゃなかったらなしえなかったであろう組み合わせ。
かえるさんは会った瞬間から素敵な人であり、また必ずお会いしたい、、、

(大阪で食べたい望みが叶わなかった一尊さんは、たこやきを大人買いしました。)

グッケンの昼公演は素晴らしい。
敢えて昼に始まり夕方に終わる贅沢を想像してください。
午後のグッケンハイム邸にはあたたかい色の光がさし
夜はすぐに寝なくてよい。ユックリ呑めるわけです!

ホラ紙コップスクルー全員でごはんに行くも
塩屋の街三店舗に別れグループで食事することになりました。
(あたくしはまっち、ホープ軒さん、佐々木さんというメンバーでしろちゃんに行きまして、なんだか夢のようでしたが、黒岡さんの言う待ち合わせを無視して4人でさっさとグッケンへ帰りました。)

翌朝は名古屋でライブを控え早く出るという紙コップスにあわせ、
渋滞を懸念して5時に出発したホライズンは、9時には名古屋に着いていました。

最終日はもうホームと言ってしまっている名古屋、KDハポンでございます。
モモジさんは息子さんに「期待」のジャケットを写生させ、フライヤーを作ってくれてました。
ヤバイですよこれは。

ここはもうホームだから、
何をしてもあたたかいのはわかっているけれども、
それでも私は緊張していました。
最近の流れとこのツアーの流れがもとに戻らぬよう。
戻らないというのもわかっていましたが、それでも油断するのはいやでした。
だから三曲目くらいまで、あー大丈夫なんだと思って私は感激をただただ。

途中でいっそんベースの弦切れ、ジョセフ・アルフ・ポルカ木曽くんにベースお借りしました。
「ベース貸してください」って言うのがなんか「マッチ買ってください」みたいになってたなあとひとりで思ってました。
その時に黒岡さんが歌った「雨の日」と
三宅ヤスコさんが歌った「雨の日」でこのツアーでは5回の雨の日。

今回のツアーでのホライズンは、音に勝っていたと思います。
あるべきホライズンの音を、出すべき音を出しつつ
黒岡まさひろが勝手なことを存分にするという
そして演奏の良さが伝わり、ホライズンの楽しさやはげしさが伝わるという
こう書くと当たり前であるけれど、見落とされがちな大事なことがどしんとみせつけられていた。

これから「りぼん」で伝えていきたいことが形となり嘘じゃないものとなっていたんだと思う。

無意味さとかくだらなさとか奇天烈さとかそういったものは何も変わりませんが、
難解なのがわかり、複雑なのがわかり、特異なことがわかり、恐怖もわかる、
読み解く必要は無くただ「そう」なのがわかる/受けとれるんだよ、
ということを伝えるってことを、彼らは「りぼん」でやろうとしている気がします。

そこに直結したツアーを、ホライズンはしました。


東京や金沢や京都などからホライズンを応援に現地へ来てくれた方もたくさんいらっしゃいました。
ツアーってすごいです。そこでしかなしえないことがたくさん起こりながら、まるで毎日のように自然に出来事が進む。そして別れてまた会いに行く。
ホライズンのための三日間を作ってくれたすべてのみなさんに、もう一度感謝です。
ありがとうございました。